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田園の散歩道・清流の谷コースのメインスポットの斜里川本流にかかる『さくらの滝』の名前はいわずと知れた桜鱒からとられたもの。6月上旬から8月上旬には春に遡上をはじめた桜鱒がさくらの滝まで遡り川幅いっぱいにかかるさくらの滝超えのハイジャンプを繰り返しているさまは壮観。季節が変われば鮭の遡上もあるかも。清里町から中標津町に向かい緑市街手前で滝の目印から十字路を左折橋を二つ超えて右折、後は路なりに進めば滝の駐車場に着きます。此処に車を止めて1分程歩くとさくらの滝です。徒歩の宿『鱒や』宿主さんから滝の情報をいただき日本で最初にネット上に公開してから10年以上もの歳月が過ぎた今『さくらの滝』は道東の代表的な観光スポットになってしまった。
所在地清里町緑 斜里川本流
備 考清里町緑市街手前十字路を左折
男鹿の滝は斜里川上流の清里町緑市街から道道を中標津線に進むとやがて左側に男鹿の滝の標識が有るのでそこから左折、斜里川林道へ進みます。舗装道路は途中までダート区間は長いが意外と道は良い、ただオンロードバイクにはきついかも。分岐から走る事約30分程で斜里川上流5の沢手前に滝の看板が有りその近くに車を置き5の沢遊歩道を徒歩5分程で滝に到着する。滝は高さ25m程の岩壁から水しぶきをあげながらと流れ落ちている。斜里岳の伏流水が1日に3万キロリットルも湧出し流れ落ちている、湧水口は滝の直ぐ上にあり上流には川がない。滝の周囲では沢のあちこちから清水が吹き出して小さな滝を作っている。鬱蒼とした林に囲まれた滝の割には明るく季節の花なども見られる。滝に通じる林道に沿って流れている斜里川ではオショロコマが相手をしてくれますが大物はあまりいません。林道から江鳶山方面に抜ける道があり、オホーツクや知床の山並が最高ですが道は超オフロードになつている。もちろん此処もヒグマの支配圏、くれぐれもご注意を。
所在地清里町緑 斜里川上流5の沢
備 考道道清里中標津線を左折林道を約30分
コースは下二股までは通常の旧道と同じルートを辿り下二股で旧道と別れ左側の二の沢に。二の沢に入り進む事20分程で左右を高い岸壁に囲まれたゴルジュ帯で、奥に釜を持った高さ20m程の二段の滝がある。沢は上級者の沢登りルートになっているが滝を見に行くだけの人は殆どいない。二段のスラブ状の滝になっているため水量があると迫力がある。先は沢登りスペシャリストの世界。
所在地清里町江南 斜里川支流1の沢左股
備 考江南清里停車場線 斜里岳登山道から
緑ダムの所でも触れたが斜里川にはかつてもう一ヶ所滝が存在した。生活が便利になり開発が進むにつれて失われていく自然も多い。ただ失われた自然が世代を超えた記憶として伝えていくには失われた自然を記録として残しておく事、それが今を生きる我々の義務とも言える。人の生活にとって絶対に必要ならば開発行為そのものは有る意味しかたのない事だが大事なのは失われた自然に対して代償的な措置をきちんとする事。それは開発に対する経済優先や2者択一の姿勢、土木工学万能の考え方では、厳しい自然の逆襲にあうことになるかもしれない。科学、土木工学万能の思想と経済優先に走り引き起こされた福島原発事故がその具体的例と言うことではないでしょうか。
下二股から沢コースを進むと最初に出会う滝で板状節理の岩棚を20~30度の傾斜で階段状に滑り落ちているなめ滝。大きな滝ではないが涼感一杯の滝です。この先は登山路に次々と滝が出現する沢コースの核心部に入っていく。危険な所にはロープが張られている。
山椒は小粒てもピリリと辛いというがこの滝にはよく似合う言葉だ。小さいながらも綺麗な流れを見せ落込みもある。俗に言う写真にしたら化ける滝ですね。沢底が赤いのは龍神の池から流れ出す鉄分の多い水の為らしい。近くに白糸の滝というのが有るようです。
水連の滝からしばらく登ると登山道最大の落差を誇る滝が見えてくる。落差は10mというが実際の落差はもっと有りそうに見えます。滝下が末広がりとなった斜面を水玉が散らばり落ちる様子は羽衣のネーミングに恥じないもの。滝の横をさほど問題なく登れ、滝の様子を真横から眺められる。
斜里岳登山道の7合目を過ぎた所にある。『万丈の滝』の滝とは大袈裟だが面白い。滝は狭い岩間から押し出されるように流れ出し岩を噛みが急流を下る。やや高くなっている見上げ石に乗ると展望が得られるが視界はそれほど広くない。岳登山口からおよそ1時間35分程。
見晴らしの滝は沢を横切る岩脈からほぼ垂直に落下する滝で水量が有るときは見応えがある。斜里岳の登山道に有る滝の中で唯一視界の開けた滝なのでこの名前があるのでしよう。この岩脈は山体の中を上昇してきた溶岩が冷却してできたという。ここで一休みしましよう。
見晴らしの滝のすぐ上にある階段状のなめ滝で、まるで洗濯板の上を水が転がるように滑り落ちていく様は涼しげだ。七重の滝から更に登って行くと左が霊華の滝、右が竜神の滝と二つに水量が分かれる。斜里岳登山口からおよそ1時間50分程。登りはまだまだ続く・・・
斜里岳登山道旧道コースで最後に出てくる階段状のなめ滝で標高は1.195mの表示あり斜里岳の8合目に当たる。此処を過ぎると滝はない。渇水期には水涸れする事も有るようです。登山口からおよそ2時間ほどかかります。登山道はここから馬の背にかけて厳しい登りが続く。
七重の滝の脇に位置する『竜神の滝』は『龍神の池』が水源となっているので渇水期でも水量は殆ど変わりません。その流れは七重の滝の下で合流し一ノ沢を下る。斜里岳の滝全体に見られる赤味の帯びた色は龍神の池の湧水によるものかもしれません。大きさはさほどでも無いが滝らしい滝だ。
さくらの滝以外は情報は古く、地形や道路、滝の形が変わっているかもしれません。
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