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ワカサギ釣りのシーズンを除けばあまり人の姿を見る事のないシプノツナイ湖に面した静かな原生花園。国道238号線からシブノツナイ遺跡表示にそって入っていくとシブノツナイ湖の湖岸とオホーツク海に挟まれた砂地に、この辺では薄いピンクの花、カワラナデシコが群生しています。湖岸にはアヤメの群生地があり、紫色のヒオウギアヤメが咲いています。殆ど訪れる人もない原生花園ですが紋別側より入る方が道はよい、ただ湧別側に通り抜けできない。
明治13年に網走郡役所、紋別、斜里に戸長役場が設置され明治15年に網走郡役所勤務の半沢真吉が辞職し、湧別町5番地に農業を目的に移住したのが湧別町の「開基」とされている。本格的な移住入植はその後の事となるが、仮定県道や中央道路などの陸路が整備される前は主要な交通手段は船運だった。従って初期の入植者は文字通り上陸の地ということになる。碑は湧別漁港に近い国道横の交差点付近にある。
網走国定公園サロマ湖は、日本で3番目、北海道内では最も大きな湖で、オホーツク海とは細長い砂州で仕切られているが、2カ所ある湖口で海とつながっているの湖水は塩分を含む。塩分を含んでいる湿地にはサンゴ(学名アッケシソウ)がみられのサンゴ岬にはサンゴ草群生地が有ります。長大な砂嘴は殆どが原生花園となる豊かな自然環境に恵まれている所です。夏はキャンプや花の旅、冬は湖面の結氷を待って氷上での釣りやスノーモービルが人気。
龍宮台へ向かう途中、オホ-ツク海とサロマ湖に挟まれた開けた草原にアヤメの群落とエゾスカシユリ、エゾカンゾウ、ハマナスなどに包まれた小さなサギ沼原生花園が有るが、年々乾燥化している印象で沼も草に囲まれ殆ど見えません。花はサロマ湖と国道の間の方が多い様です。バードウォッチングでは草原性の野鳥が多く楽しめるでしょう。湧別市街より車で約10分ほど。5月下旬頃から9月頃までが見頃。駐車場とトイレは完備ているが遊歩道は無い。
サロマ湖の西側にあるサンゴ草の群生地。鶴の姿が時々見られた事から鶴沼と呼ばれていたが最近はサンゴ岬の方が知られている。サンゴ草はサロマ湖では殆どの所で見られるが群生地となるとキムネアップ岬周辺とサンゴ岬が有名。駐車場から小さな吊り橋を渡ると真っ赤なサンゴ草が広がり湖面のとのコントラストが絶妙。春先はシギなどの渡り鳥が多い。サンゴ草は9月下旬から10月にかけてが見頃。
国道238号線沿いの「道の駅愛ランド湧別」の近で湧別市街地寄りにある約12haの水芭蕉群生地で車椅子の利用が可能な木道、駐車場とトイレを完備。国鉄湧網線の廃線跡を利用した400m以上の木道には観察デッキが3箇所あり撮影に便利、木道を挟んで両脇とも水芭蕉群生地となっている。目立つ看板になったので見逃す事は無いだろう。
平坦な景色の多いサロマ湖に突き出た岬でどこから見ても丸いので丸山と呼ばれる。計呂地市街より1kmほどサロマ側に入った所が円山自然休養林の入口となる。元はキャンプ場のあった所で広場から山道が延びていて30分程で丸山頂上に至るが登山路は荒れ気味。あまり知られていないが此処はサンゴ草の隠れた名所ですが訪れる人は殆どいない。
金子きみさんは芭露で開拓農民の子として育った大正生まれの小説家で平和を愛した口語短歌の歌人。「藪踏み鳴らし」は南北社新鋭創作叢書のタイトルですが、藪踏み鳴らしは隈笹の生い茂る大地と格闘し土地を切り開いた時代の事を意味するのでしょう。それにしても、この碑文、今の政治家はどう受け止めるのでしょうか。◇所在地:湧別町芭露 御園山公
説明板より『この記念樹は明治33年、越智修氏が亡き母堂数代がこよなく愛育した老松を「数代の松」と命名し寄進したものです』開拓記念樹は推定樹齢800年というオンコ(イチイ)の木ですが、樹齢にしてはやや小ぶりで、移植などの為に選定されたようで野生の迫力には欠けるが樹齢相応の風格がある。昭和49年に開拓記念樹指定。◇所在地:湧別町芭露 御園山公
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