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原発ゼロの日本へ
福島原発の過酷事故はまだ収束していない

事故はまだ収束していない50基すべての原発停止を

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた福島第一原子力発電所の過酷事故から2年を過ぎても放射能汚染は拡大し続け、原発事故でふるさとを追われた避難者は16万人を超え、非難も長期となっています。このような原発の過酷事故は原発のある所ではどこでも起こりえることです。事故原因の解明には多くの未解決問題が有り、事故原因究明のために人が立ち入っての検証が困難な領域が多く有り、解明には数十年の時間が必要になる。事故の具体的な検証もなしに作成された「新規制基準」には基準を名乗る資格もない、有るのは原発再起動のためにある「新安全神話」というしかない。綱渡りで先の見えない廃炉作業はまだ何が起こるか判らない危うさと、背中合わせという現実を直視する必要が有ります。国民の命と暮らしを守るにはすべての原発即時廃止しかありません。

新規制基準再稼働ありきの新「安全神話」ふたたび

「新安全基準」が過酷事故が起こりうることを想定した内容であり、他方で世界一最高の安全基準というには根本的な矛盾があり、安全基準という言葉を使えなくなり「新規制基準」に変わったもの。つまりは安全でないという事を認めたもので、再稼働の根拠になるものでは有りません。ついには田中俊一原子力規制委員長が「安全は究極の目標」といい、「新基準」は安全を保障するものではないことを改めて明らかになった。さらに原子炉立地基準そのものをなくしたことで規制基準そのものが後退していることです。これは再起動ありき、過酷事故ありきの「新規制基準」は新「安全神話」というしかない。

福島第1地下漏水10~100年で海に 土壌・地下水汚染も

しんぶん「赤旗」より東京電力福島第1原子力発電所の地下貯水槽から高濃度の放射能汚染水が露出。汚染水が地下貯水槽から海に流出するまで10~100年かかると計算、日本原子力開発機構によるとストロンチウムは30~100年程度で海に出て、放射性物質の濃度は国の法令限度を超えるとする推計を示した。「東電」は6月に汚染水の移動が終わるというも「貯水槽の底部に近い所で漏れが発生している可能性が有る」と認め、同時に原因特定については、汚水がなくなっても検査不能で「どれくらい時間がかかるかわからない」と。この事故に関してはまともな安全チェックもせず貯水を前提につくられていない産業廃棄物用シートを使用し「東電」任せにしてきた国の責任も問われている。そして1番の問題は汚染水を薄めて海に流すという事を前提にした一時しのぎで起きた事。多核種除去装置アルプスでもトリチウムという放射性物質の除去はできない以上海に流すなど許されない。「東電」は国会での質問に対し「安易には行わない」とし、捨てないとはいわず。高濃度汚染水を止める方法が見いだせない現状では汚染水が増え続け遠からず海に捨てるという話が出てくるだろう。それが安易に捨てないという事の中身

あまりにもずさん「もんじゅ」再開中止指示

多数の危機で点検時期の超過が見つかった日本原子力開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」について、原子力規制委員会は運転再開準備の中止を指示、「法令違反状態は是正されていない」また保安などの報告などについてまるで作文といい「こういう組織の存続を許していること自体が問題だ」非難している。どちらかと言えば原発推進側にたつ原子力規制委員会でもそう言わざるを得ないほど、ずさんな管理体制だったという事だろう。あきれ果てて言う言葉も見つからないが、これが安全神話の正体なのかもしれない。地震の直撃を食らったら福島どころではない悲惨な状況を引き起こしかねない。まして敷地内に活断層の疑いがもたれている破砕帯が有るのに専門家の調査も行われていないというお粗末さ。即刻廃止するのは政府の責任です。

即時廃炉しかない敦賀2号原発直下は「活断層」

敦賀原発敷地内には多数の破砕帯が有るというが1、2号機の原子炉立屋直下にもあり、今回の調査で「活断層」と判定されたのは2号機原子炉直下を走る「D-1」破砕帯、トレンチで新たに見つかったK断層について「活断層である」とされた。原発ありきで適当な調査しかしていないため、新たに断層が見つかる可能性もあり今後の経過に注目。最も1つの原発が過大事故を起こせば他の原発にも危険が及ぶため敦賀原発すべてを廃止するのが基本だ。

地震列島日本活断層王国日本、見えない活断層もある

淡路島大震災は平成25年4月13日に兵庫県淡路島付近を震源として発生したマグニチュード6.3の地震で、淡路市でこの地震最大となる震度6弱を観測。地震発生のメカニズムは諸説あるが有力な説は地震調査委員会が発表した未発見の断層が引き起こしたもの、他の断層との関係は不明というもの。これはM6クラスの地震はいつどこで起こってもおかしくないと言うことになります。M6クラスの地震で断層が発見されることは希で、断層を示す路頭がなくても起こる。現在地表に現れている断層はM7クラスの地震が起きた場所という。日本の原発はそのほとんどが地殻変動が激しい断層や褶曲が集中するような場所に立地されておりいつ原発の真下が震源になるかもしれず、第2、第3の福島再現という危険を背負った時限爆弾と言えます。地震列島、断層王国の日本に原発はいりません。

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