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遺伝子組み換え作物
TPPで日本の食の安全は最悪の危機に陥る‼

遺伝子組み換え作物安全神話は事実の前に崩壊

遺伝子組み換え作物は安全という神話は、原発の安全神話と同じように事実の前に崩壊しつつある。それよりも安全確認すらしていないのに安全という神経を疑うが。早くから遺伝子組み換え作物の危険性を指摘していたロシアの科学者、イリーナ エルマコヴァ博士によるとGM大豆で飼育したラットによる実験で際だった特徴は攻撃性だったそうです。 GM大豆を食べた子ラット同士の交配で、第2世代の調査をしたかったそうですが、次の世代は妊娠しなかったという。GM大豆群のラットの生殖細胞と内臓への影響が考えられるという。

細胞間を移動消化管内で消化吸収は事実と異なる

マウスよる実験では、摂取された外来DNAは消化管内で断片化された形で存在し、小腸壁を通過して白血球や脾臓、肝臓の細胞の核に入り込むことが出来ることがわかり複数の科学者からの見解として、細胞間をGM-DNAやプラスミドDNAが移動していて、移動先から見つかっているという。ドイツで行なわれたネズミによる実験では、まず大腸菌(M13細菌)のDNAをネズミに食べさせた後、調べてみると、消化液で消化されるはずのDNAが、消化されずに腸壁から体内へ吸収されていた。同じ実験を妊娠中のネズミで行なったところ、DNAが胎児の臓器へ移動したという。

遺伝子組み換え作物昆虫やラットで異常確認される。

2000年に行なわれた別の実験では、組み換えナタネに含まれるDNAが、その花粉を集めるミツバチの、腸内微生物に移動していたことが判明。ミツバチの寿命が短くなったり、組換え植物についたアブラムシを捕食するテントウムシやクサカゲロウの幼虫が死んだ事例や、GMポテトについた害虫のアブラムシを食べたテントウムシの平均寿命の短縮、他に遺伝子組み換えジャガイモを食べさせたラット実験では、脳を含む臓器の重量が小さかったり、免疫力の低下という結果も出ています。

遂に人でもCry1Abの毒性分カナダで妊娠や胎児の血液から確認

ネズミやミツバチとタカをくくってはいけない。遺伝子操作でできた新しい遺伝子と、それを動かすために更に導入された遺伝子等が別の遺伝子の制御装置を狂わせる可能性があり予想以外の働きをしてアレルギーやガン、その他の健康被害の原因となる可能性もある、実例として「L-トリプトファン」事件などが有ります。

組み換え作物には殺虫毒素とか除草剤分解酵素を作る導入遺伝子に加えて、マーカー遺伝子として抗生物質耐性遺伝子も一緒に組み込まれていますが、抗生物質耐性遺伝子が作り出す物質を摂取し続けた場合ガンを引き起こす可能性が懸念され、また抗生物質耐性が体内微生物に取りこまれることが判明し、欧州では公衆衛生上の問題となっている。

そして遂にと言うべきか、2011年にカナダで妊娠した女性の93%、80%の胎児からこの有毒成分Cry1Ab(Cry1Ab-モンサントの開発した除草剤グリフォサートとBtの毒成分で腎臓の細胞を破壊する免疫に影響を与えるという研究多数)が検出されたという調査結果が発表され、遺伝子組み換え関連の有害物質が妊娠した女性、胎児、妊娠していない女性の血の中に存在していることが初めて明らかになった。

遺伝子レベルで操作されたものは、見た目は同じ作物でも、自然栽培で育てられた作物とは異なる未知の人工植物でありどんな形で健康被害が及ぶのか予想が出来ない。何世紀もかけて安全が確認されてきた人類の遺産とも言うべき作物と遺伝子組み換え作物の大きな違いです。家畜の飼料はGM作物が100%近く、食料の6割を輸入に依存している日本でもフランスと同じことが起こっているかもしれません。

アメリカ産牛肉の脅威牛肉消費とともに上昇している悪性腫瘍

人の体内で作られるエストロゲンは別として、アメリカ産輸入牛肉には遺伝子組み換えで作られたエストロゲン(γBHC)が残留したままで入ってきてます。日本政府は残留レベルは和牛の三倍程度として輸入を許可してますが、実際に調べた結果は赤身で600倍、脂肪140倍と衝撃的な報告があります。γBHCは発癌性の高いものでアメリカ産牛肉に五倍の発癌性という報告も。実際に日本の輸入牛肉の増加と日本人のホルモン依存性癌の発生率はほぼ一致した伸びをしめしている。これってエストロゲンを過剰にとると癌になるかもしれないって事?。

遺伝子組換え鮭米国はフランケンフィッシュの市場投入を決定

米国のバイオ企業アクアバウンティ・テクノロジーズは、カナダ政府から、100.000個のアクアドバンテージ・サーモン卵をカナダ東部のプリンス・エドワード島から、パナマ西部のチリキ県に輸出する承認を得た。アクアドバンテージ・サーモンは、チヌーク・サーモンと、ゲンゲというウナギに似た魚遺伝物質を用いて、大西洋サケを通常の魚の二倍の速度で成長するのが可能な様に組み換えたもの。カナダから輸出される卵はパナマで孵化して魚にすることが認められるが、アクアドバンテージの食用販売を認められていない。

アメリカ食品医薬品局は、アクアバウンティ・テクノロジーズが開発した動物で初めての遺伝子組み換え食品となる「遺伝子組換え鮭」について、食べても安全と評価し、環境への影響もないと発表。その「遺伝子組換え鮭」が米国で市場投入される。この遺伝子組換え鮭はアトランティックサーモンに、別種のキングサーモンが持つ成長ホルモン遺伝子を導入、市場にある従来の鮭のサイズになるまで半分の時間で成長するという。「アクアドバンテージ」と命名されたこの遺伝子組み換え鮭は、フランケンシュタインにちなんで「フランケンフィッシュ」あるいは「ミュータントサーモン」とも呼ばれています。

この「遺伝子組換え鮭」は、野生の鮭との接触を防ぐため、パナマにある地上のタンクで飼育されているが、飼育環境から脱出し自然界に放出された場合はアトランティックサーモン、キングサーモン等の遺伝子汚染で在来鮭の駆逐、最終的には自ら持つ遺伝子の不安定さにより種の絶滅へという、生態系にとって壊滅的な結果をもたらす可能性を否定できないことだ。

遺伝子組換え鮭は人体への安全性について不明な点が多く、消費者が食べたくないと思っても店頭で並んでいるのを遺伝子組み換え魚とそうでない魚の区別は不可能です。アメリカでは遺伝子組み換え農業製品の歴史からして表示は何もしないだろう。

世界60カ国以上の国で遺伝子組み換え食品には何らかの義務表示規則があり最も厳しいのはEU。日本での表示規制は抜け穴が多く緩いものだが、それもTPP次第では完全に廃止になるかもしれない。アメリカの全加工食品の85パーセントは遺伝子組み換え作物、日本では輸入穀物の半分以上が遺伝子組み換え作物といわれ推定で毎年約1.700万屯の遺伝子組み換え作物輸入大国という現実を直視する必要がある。

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