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羽幌町の自然と景観スポット・異次元空間の焼尻島‼

焼尻島

焼尻島天売島が断崖と海鳥の島というのとは対照的に焼尻島は森林と花、野鳥の楽園という全く違う個性を持つ。島の3割を占める鬱蒼とした森には約50種の樹木が緑がトンネルをつくり異次元空間を演出、林床には四季を彩る草花が敷き詰められた野生の花の宝庫でもある。また焼尻島は渡り鳥の中継地で春と秋は百数十種の野鳥が島に飛来し、森では囀りの競演がくり広げられる。

焼尻郷土館

焼尻郷土館明治33年に建てられた旧小納家のニシン御殿を利用した資料館です。旧小納家は漁業のほか、呉服雑貨商、郵便局、電信局を併設していたという建物は洋風の風情が感じられる。往時の繁栄を今に伝える豪華な家具や什器にまじって、ゴルフクラブやミシン、電話機、オルガンなどもあり、モダンな暮らしぶりがしのばれるが、凡人には何となく違和感を感じてしまう。それにしても見かけとは違い内部はかなり広く中庭にはオンコの荘と互角の見事な庭木あり凄いの一言、オロロン鳥の剥製あり。

マクドナルド上陸記念碑

マクドナルド上陸記念碑日本で最初に和英辞書を作った米国人ラナルド・マクドナルドが1848年に漂着した場所で、マクドナルド上陸記念碑『トーテムポール』が建っています。マクドナルドは1824年イギリス人の父と、インディアンの名門チヌーク族の酋長の娘との間に生まれ、1848年(嘉永元年)に捕鯨船に乗り日本海に入りボートで焼尻島に上陸、後にその後に利尻島に渡る。幕府の役人に英語を教えペリーが来航した際、彼から英語を学んだ役人が通訳をしたという。利尻富士町の野塚展望台にも記念碑があります。

鷹の巣園地

鷹の巣園地島の西南部の岬に広がる草原で、海抜94mと島の最高峰ですが、北東側の一部は伸び始めた樹木で視界が遮られるもそれ以外はすべて見渡せる開放的な空間です。目の前には武蔵水道を挟んで約4キロ離れた天売島、東は手塩山系が連なり、南に暑寒別岳と雄冬岬の海岸線が、北は利尻島が陽炎のように水平線に揺れ、ここからの眺めは焼尻島では最高の所で、記念撮影の名所になっています。鷹の巣園地には休憩施設もあります。島の南側海岸を通る道は結構アップダウンがあ自転車ではかなりきつそうです。島の中央を走るオンコ街道の方は見晴らしも良く快適に下れる。西浜方面には急斜面の道を下るがアップダウンは少ない。白浜キャンプ場から鷹の巣園地までは徒歩で約40分の距離です。

白浜海水浴場

焼尻島・白浜海岸島の南側にある白浜キャンプ場からの道を渡り鉄製の急な階段を下ると名前の通り白砂と岩礁混った浅瀬の海岸が広がっている。現地には商店や売店などは無いので必要な物は揃えていきましょう。7月下旬~8月中旬は海水浴が楽しめます。流木で焚き火もできそうですがお勧めはしません。釣りも小物で良いならば少しは楽しめるかも。高所恐怖症の方は階段を下るのは難しそうです。

めんよう牧場

焼尻島・めんよう牧場島の南部から中央部にかけて広がる緑の牧草地は町営の頭部と脚部が黒いサフォーク種のめん羊牧場。スコットランドを思わせる趣きの牧歌的風景と島と対岸の海岸線、天売島などの美しい風景が続く。潮風を受けて育ったサフォーク種の肉は地元でも入手困難だが、焼尻めん羊まつりは幻のラム肉を堪能できる絶好の機会だ。牧場の中央を走る道は快適なサイクリングロードになっています。◆萌州ファーム牧場管理事務所 TEL 01648-2-3441

焼尻花情報

鷹の巣園地自然林の林床には草花が四季ごとにその可憐な姿を見せる。また海浜から草原にかけて四季折々の草花が咲き競う、花の島です。固有種は知られていませんが道北で見られる花の殆どの種類は見ることが出来ます。6月中旬から7月中旬にかけて黄色い鮮やかなエゾカンゾウが見事ですね。

雲雀が丘公園

雲雀が丘公園焼尻の自然林への本格的な入り口ともいえる所で、散策の休憩ポイントが雲雀が丘公園。森の泉では水面にゆれる神秘的な緑や、蓮の花が浮かび、ミドリシジミチョウなど様々な昆虫や花立に出会うことができるでしよう。市街地から雲雀が丘を抜けて島の中央を通るオンコ街道につながり、鷹巣園地まで牧場の中をほぼ直線の道が走っている。自転車で鷹巣園地を目指すなら一番楽なコースかもしれない。森の中は小径が縦横無尽に通っていて、森林浴やバードウォッチング、草花鑑賞に、うってつけの広さ。危険な動物もいなく、道標や植物解説の標識も充実していて、安心して森の中を楽しめるが、遊歩道沿いに次々と出てくる奇木銘木に圧倒されてしまう。

オンコの荘

焼尻島・オンコの荘高さ15メートルにも成長するイチイですが焼尻島のイチイは高さわずか数メートル、その枝の広がりは直径10メートルを超える末広がりの巨木となり、それはまるで巨大な盆栽のようです。風の強い海岸寄りの樹木は天高く延びずに、上から押しつぶされたように枝が横に広がった匍伏型樹形や風圧に押されたように風下に傾いたまま成長した風衝型樹木で「希有性森林相」と言うのだそうで、高山帯ではよく見られる樹形、本道でも風の強いオホーツク海や根室半島の海岸にミズナラの風衝型樹木森は見られますがイチイとなると焼尻だけで天然記念物に指定されている。特に焼尻のイチイは大陸からの強く激しい季節風や、雪の重みによる圧力と、森が深いために、若木は陽光を求めて木漏れ日を探しながら成長したためだと言われています。「オンコの荘」はそんな末広がりの巨木ぞろいとなっており見る者を圧倒する特異な風格。

うぐいす谷

焼尻島・うぐいす谷広葉樹、針葉樹が密生し空を覆う原生林に囲まれたウグイス谷はちいさな島の深い森のなかにある。峡谷に架かるワイルドな橋や静かな泉など、焼尻島の森は変化に富んだ自然が凝縮されています。渡りの季節は囀りの競演がくり広げられるバードウォッチングのポイントですが、草原の鳥とは違いその姿を確認するのは容易ではありません。慣れが必要ですねまたこの辺は焼尻島で巨木に近い木が数多く残されたエリアで、北海道の百年記念木【鶯谷の姥松】があり古木伝説が残されているという。

工兵街道【255号線】記念碑

工兵街道記念碑

焼尻の市街から西浦に向かい最初の坂道を上りきった丘にある。この丘からの夕日や利尻山の眺めと海岸線の風景がすばらしい。名前の由来は第二次大戦中に焼尻島に駐屯していた工兵隊が崖を切り開いて、この道を作ったので工兵街道と呼ばれるようになった【道道255号線】。工兵街道記念碑があり駐車スペースのあるミニ公園です。

会津藩士の墓

焼尻島・会津藩士の墓自然公園の入り口に会津藩士のお墓があります。北方警備に当たっていた会津藩の樺太出兵【現サハリン】からの帰路(1808年)嵐に遭い焼尻沖で船が難破、その時犠牲になられた藩士の墓と思われます。墓参者もあり手入れが良いので暗い感じはありません。興味のある方は立ち寄ってみて。

焼尻の自然と景観スポット・ミニギャラリー

焼尻市街地 マクドナルド上陸記念碑と白浜キャンプ場 焼尻島・白浜海岸 焼尻島・鷹巣園地 焼尻島・西浦海岸 焼尻自然林1 焼尻自然林2 焼尻自然林3 焼尻自然林4 焼尻自然林5 焼尻自然林6 焼尻自然林7

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