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北海道の地名はアイヌ語に由来する地名が圧倒的に多いのが特徴で北海道の際だったローカル色です。中でも河川名はアイヌ語名がそのまま現在も使用されている所が多く残され、アイヌ語地名そのものが北海道の文化遺産となっています。そんな訳でアイヌ語地名に親しんで頂ける様このコーナーを作りました。
アイヌ語地名はひとつの単語ではなく複数の単語が組み合わさってひとつの文章になっている事が多く、更に地名ならではの言葉が有る。文法上でアイヌ語地名が完全であれば原義的には正しいアイヌ語の地名と言う事になるが、生活に密着した地名は、同じ所でも十人のアイヌがいれば、見るところから十のアイヌ語地名が有ってもおかしくない。従ってどれが正しくてどれが間違っていると云う判断は難しい事になります。もう一つは古老には地名にも物語が加わってくると云う。地名の由来となる伝承が隠れている様な場合は、更に複雑になる。もう一つはアイヌ民族の自由な天地だった頃と現在の自然や地形があまりにも違うことが有ります。
普段釣りをしていて変わった川名などに興味は有ったが、何かでアイヌ語地名が理解できるとその場にいなくても地形や川の特徴が解ると聞き及びアイヌ語地名について調べ始めたもの。アイヌ語地名は普段の生活と密接に結びついている事、川に対する方向感覚は釣り師と同じ、行動パターンも似ている(管理人が勝手に思っているだけ)。そんな訳で釣り師の浅はかな思いつきで始まったが、意外と面白く以来アイヌ語地名とのお付き合いです。ここでは従来の地名解釈の紹介としましたが、地形と地名とが合致しない場合や、疑問が残る場合は内容も加えました。ただ管理人は専門家ではなくズブの素人です、ここに書いてある事は鵜呑みにせず専門書でお調べ頂くのが一番です。その様な訳で間違いや不適切な表現が有るとは思いますがご容赦を。また間違いにに気づかれ方はメール、掲示板等にてお知らせ頂ければ幸いです。☆管理人の参考文献を上げておきましたが、これは管理人が訪れる機会の多い地域と関連深い書籍です。各地には郷土史や地名考など参考になる書籍が有ると思います。アイヌ語地名の引用では、引用した文献のままで、引用文献の内容に正しくない場合も有るかもしれません。この場合はわかる範囲での訂正と説明を併記するようにしたが、その責任は負いかねます。
アイヌ語地名の表記については決まった定めは今のところ無いようですが、別ページアイヌ語地名表記法方にて説明をしていますので、ご参照いただければ幸いです。本来は地名研究者が地名サイトを運営されるのが一番と思いますがその様子も有りません。援助付きの出版ならする気になっても、身銭を切ってまでこんな事はしないと云うことでしょうか?それとも過去に犯した和人の悪行三昧に触れ無くないから?これは単なる管理人の疑問ですから何の根拠も有りません。
※管理人が使用中の参考文献
◇ 知里真志保著
・地名アイヌ語小辞典
・アイヌ語入門
・和人は船を食う
・アイヌ民話集
◇ 山田秀三著
・北海道の地名
・アイヌ語地名を歩く
◇ 永田方正著
・北海道蝦夷語地名解
◇ 松浦武四郎著
・石狩日誌・天塩日誌
・十勝日誌・知床日誌
・納沙布日誌・久摺日誌
・夕張日誌・後方羊蹄日誌
※ 上記日誌は丸山道子現代語訳
・蝦夷日誌 上(東蝦夷日誌)
・蝦夷日誌 下(西蝦夷日誌)
・蝦夷漫画 (佐々木利和解説)
・蝦夷日誌 一遍・二遍・三遍
・武四郎蝦夷地紀行 秋葉実解説
・武四郎廻浦日誌 上・下
・丁巳日誌 上・下
・戊午日誌 上・中・下
・アイヌ人物誌 更科・吉田訳
◇ 更科源蔵著
・コタン生物記 1・2・3
・アイヌ語地名解
◇ 伊藤せいち著
・アイヌ語地名解 網走川
・常呂町のアイヌ語地名
◇ 新岡武彦著
・枝幸郡アイヌ語地名考
◇ 榊原正文著
・「北方四島」のアイヌ語地名ノート
※以下は著者の省略有り
・松浦武四郎 知床紀行 秋葉実遍
・松浦武四郎 上川紀行 秋葉実著
・森と大地の言い伝え
・アイヌの植物 (福岡イト子著)
・北海道 道の駅 地名めぐりの旅
・地名探訪 しゃり
・知床半島の地名と伝説
・上川郡内 石狩川本支流 アイヌ語地名解
・天塩川アイヌ語地名考
・北海道 駅名の起源
・イタクカシカムイ -言葉の霊-
・旭川アイヌ語辞典
・サハリンアイヌ語辞典
・萱野茂のアイヌ語辞典
・北方史資料集成 弟1巻
・アイヌ語地名で旅する北海道
・アイヌ語地名と伝説の岩
・アイヌ伝承と砦(チャシ)
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