☆更新情報など☆
トップメニューとレイアウトの一部を変更しました。
北海道炭鉱汽船株式会社(北炭)が大正2年に北炭鹿の谷倶楽部として建設した道内でも少ない本格的な和風建築。ごく限られた上流階級のみが知る迎賓館として「幻の施設」と称され北炭王国を象徴的する存在だった。北炭鹿ノ谷倶楽部は1994年から記念館として一般公開していたが、加森観光グループが指定管理者を返上し存続が危ぶまれたが、現在はフレンチレストランとなって復活している。フレンチ料理が入場料込みと考えたら安いかも。外観の撮影は問題ないと思うが中での撮影は無理かも。◆夕張市鹿の谷2丁目 TEL:0123-52-0230
佐藤忠良氏は少年時代を母の実家のあった夕張で過ごした彫刻家で、現在も彫刻界の第一人者としてしられる。鎮魂の像は昭和61年に建立し夕張市に寄贈されたもので石炭博物館前に設置されている。台座に「石炭によって発展し百年の歴史をつくってきた夕張 その中で郷土の礎となったあまたの炭鉱殉職者に捧ぐ」と刻まれている。この言葉が無ければこの像の何が鎮魂なのか苦しむだろう(^^;◆夕張市若菜2番地
中村直人他三名で石炭産業に従事する人々を激励するために昭和19年に製作、北炭前庭に「進発の像」として設置したもの。軍需美術推進隊という団体の依頼で戦意高揚と戦時経済を支えるため美術家も動員されて出来た戦争文化遺産、戦後は経済復興を進める中で「採炭救国坑夫像」と呼ばれたようです。この像は旧夕張鉱業所前にあったが新二鉱繰込所前に移設され、更に昭和60年に石炭の歴史村にある天竜坑の露頭炭前に移された。現在は夕張市の指定文化財ですが、素材が鉄筋とセメントなので経年変化による痛みは激しい。上砂川などではレプリカに差し替えられているが夕張では無理のようですね。◆夕張市高松6
夕張の歴史は炭鉱の歴史も云える。石炭の歴史村を中心とした一帯には旧北炭夕張炭鉱の一番坑、千歳坑、北上坑、志幌坑、天竜坑などかつての坑口が集中し、石炭発祥の地にふさわしく炭都夕張の当時を姿を静かに物語っています。◆夕張市高松 石炭の歴史村周辺
北部大夕張の開発に伴い南大夕張から鉄道が延長された1928年に建設された橋梁。プレートガーターをトラスのパネルで補強したトラスドガーターという特異な形式で比較的原型が残っています。秋は紅葉と橋のコントラストが見事ですが新しいダム完成時に水没予定の。◆夕張市鹿島
北炭化成工業所がコークスの生産を主な目的して建設した石炭化学プラントで煙突はコークス炉集約に伴い作られた高さは30m。化成工業所の閉鎖後は石炭技術研究所が使用していたがいまは煙突のみ。道路に面し外観の見学は容易。ユーパロの湯駐車場を使える。◆夕張市日吉
北炭清水沢炭鉱の開発とともに出来たズリ山です。元清水沢火力発電所跡の背後に小さな山のようになって見えていますが比較的新しいズリ山で形がはっきりしています。舗装路に面しているので外観の見学は容易です。敷地内の見学は所有者等の許可が必要です。◆夕張市清水沢
メロン城へ向かう途中に100mほどの露出した石炭層が有りみる方向によっては人の顔に似ていることから『夕張の顔』と呼ばれています。夕張でみられる石炭の露頭では最大かもしれません。下から夕張層、若鍋層、幾春別層となっていますが若鍋層が全てがみられるのは此処くらい。安全なところと言うならメロン城からも眺められる。地学マニアはチェックです。◆夕張市丁未
鳩ノ巣山を中心にした地質構造の事で鳥の巣ではないん。比較的狭い範囲で中心部の隆起が大きく其の周囲が浸蝕されて真ん中ほど古い地層〈下部蝦夷層群〉となりそれを囲むように白亜紀の三笠層〈中部蝦夷層群〉が分布しそれを囲むように新い年代の地層が分布してお椀を逆さにした様な形からドーム構造と呼ばれ夕張炭田の特徴。三笠層の分布はポンポロ川沿いに広くみられ化石も出ます。
夕張市郷土文化施設設置条例では炭鉱遺産群として・旧北炭夕張炭鉱北上坑坑道入口 小松1番地・旧北炭夕張炭鉱最上坑坑道入口 丁未1番地・旧北炭夕張炭鉱千歳坑扇風機風道坑道入口 丁未10番地・旧北炭夕張炭鉱千歳坑坑道入口 錦1番地・旧北炭夕張炭鉱長良坑坑道入口 錦5番地・旧北炭夕張炭鉱石狩坑坑道入口 高松6番地・旧北炭夕張炭鉱天龍坑人車斜坑坑口 高松7番地・旧北炭夕張炭鉱天龍坑資材斜坑坑口 高松7番地・旧北炭夕張炭鉱模擬坑道(史蹟夕張砿) 高松7番地・夕張の石炭大露頭 高松7番地・採炭救国坑夫の像(進発の像) 高松7番地・旧北炭夕張炭鉱専用鉄道高松跨線橋 高松7番地・旧北炭夕張炭鉱高松ズリ捨線拱橋 高松10番地・旧北炭夕張炭鉱高松ズリ捨線スキップ隧道 高松11番地・旧北炭夕張炭鉱隅田坑坑道入口 福住1番地・旧北炭夕張炭鉱神通坑坑道入口 本町2丁目・旧北炭夕張炭鉱西斜坑坑道入口 社光10番地・旧北炭夕張炭鉱高松ズリ捨線ベルト隧道西坑門 社光10番地が掲載されている。その全てを見ようと思うなら(多分)ガイドがいるでしょう
トップメニューとレイアウトの一部を変更しました。