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士別から朝日までの間を流れる天塩川の本流支流を含めて士別の釣りとした。士別市より上流の天塩川には岩尾内湖などのダムがあり水位の変化が著しく、ポイントの季節変化が激しいため遠くから出かけて釣りをするのは難しい川。ポィントとポィントの間も離れているのも釣りを難しくしている。ある程度ポイントを知っていて車で移動しながら効率よく攻めれないと釣りにならないかも。ということで何度も足を運んでいるベテラン釣り師にはそれなりに答えてくれる川かもしれない。主なターゲットは本流で虹鱒や雨鱒。支流ではヤマメとなるが全体的に魚影は少ない。本命は本流域に生息する野生化したビックなニジマスとなり、時折大物がでるので釣行も多くなる。周りは水田地帯、支流域を除けば熊の心配もない。融雪などによる増水期は支流域の方が好結果ということもあるが、6月中旬から本流も釣りシーズンに入る。本格的な釣りは7月から10月までの間で水温の上昇する午後の方が成績は良い。意外と知られていないのが剣淵川や天塩川の古川、殆ど古川には鮒が生息しているが緋ブナが生息している事も付け加えておく。この辺の緋ブナには大型になる個体は少ない。
春は増水やダムの放水などで釣りには危険、魚も支流に入っていることが多く本流での快適な釣りは6月中旬になってから、降雪量の多い年は更に遅れる事もあるが渇水期には水量不足で朝日町側では全く釣りにならないことも有る。普通は6月末から7月はじめの水量が減少する頃からベストシーズンで時々大型の虹鱒がでる。天塩川はポイントからポイントまでの間が異常に離れている事が唯一の難点で、ポイント間を車で移動する事になるが、目安は橋や水門や川が大きくカーブしている所、各支流の流入点などになるので、ある程度川を知っていないと釣りにならない。
川沿いに道路がある所が多いので静かな釣りは望めないがヒグマの心配を余りしないでするのがなにより。かつて南沢ダムに放流していたニジマスがダムの解放で一時的に釣れたこともあるも今では姿を見ることも難しくなった。天塩川の増水や減水で水温上昇が激しくなれば水量や水温が良い状態の支流に本流から遡上してくる可能性は有るが、それはすべての支流に云える事で上士別に限った事ではない。のんびりと夕方の釣りをするとしたら7月の中を過ぎた頃、ホタルがあちこちで観られるが平家蛍なのでそれほど明るさはないが、ホタル鑑賞と短い北海道の夏を存分に感じてみるのもいいかも。
地形図ではヌプリシロマナイ川ですが、地名は北線で現地では北線川という様です。以前に釣りで訪問した時は国道から3.5kmほど入った所に日曜だけのニジマスの釣り堀、ルアーとフライ用の池(遊水池)が有ったが今は営業していないようです。北線川の河床は岩盤が多く全体に浅めで、小さなポットホールなども随所に見られる朝日では珍しい川だった。この岩盤帯は1500万年前の第三紀中新世に形成された地層と云う事で、アンモナイトは有りませんがキシュウタマキガイという貝化石が時々でる。気軽な化石ハンティングということで、釣りよりも子供と一緒に化石探しなどに向いているかもです。
岩尾内湖の湖岸はキャンプ場や天塩川流入部付近を除けば急崖が多く気軽に釣りの楽しめる所は限られてしまう。減水期には釣りやすい場所も増えるが魚の活性も低下する季節と重なつてしまう。ターゲットはアメマスとニジマスに放流物のサクラマス、サクラマスは小型のものが多い。岩尾内湖には漁業権が設置されていて入漁料が必要ですが、キャンプ場管理棟で入漁券を購入できる。岩尾内湖に注ぐ本流以外の河川は資源保護のため禁魚となっている川が多い。渓魚を食用にキープしたいのであれば、岩尾内ダムから朝日町市街地の方に少し進むと登和里に釣り堀がある。
ポンテシオダムは岩尾内湖の上流にある小さなダム湖で対象魚はニジマスとアメマス。道路側の対岸が元の川筋のせいか魚は対岸寄りに付く事が多い様だがインレット付近はルアー、フライトとも釣りになる。ただ小さいダム湖で殆ど毎日の様に釣り師に攻められるため魚達はハイプレッシャーな状態で最近は開幕直後を除けば型を見るのも難しい様だ。シーズン開始は山上湖のため6月中頃「その年の積雪の量や雪解けの状態で異なる」になる。ダム周囲はヒグマなど危険な野生動物が多いので行動は明るくなってからにしましょう。ゴミ等の投棄は熊との遭遇する可能性を高めるので厳禁。野営するときは岩尾内の白樺キャンプ場の利用をしてください。天塩岳登山が可能な季節は天塩岳登山口でもキャンプが可能です。天塩川本流の源流域では岩魚が生息していますが数は激減している様で痛快な釣りは期待できませんが、綺麗な山岳渓流は心を癒してくれる。但しオヤジ殿との遭遇を考えると深追いは禁物。
大物を釣ろうと思うなら大物の生態を知る事、いつも大物狙いに徹する事が必須条件でしょうね。虹鱒は成長するにつれて食性が少しずつ変化し大きくなるほど餌に対して選択性が強くなる傾向が強いが、河川ごとに水性昆虫の構成も違い、虹鱒の活性も昆虫の動向に左右される傾向が強い。初めての釣り場で大物を釣るのは、それだけ難しいということになります。上士別の川を例にすると早春から6月頃迄は餌の種類は選り好みせず何でも節食するようだが、これは基本的に餌不足のためと思われるがこの時期に大物を釣った事がないので確証はない。6月に入るとトビゲラ類が徐々に羽化し始め、6月中旬から7月初旬までトビケラの羽化は種類が変わりながら続く。こうなると餌釣りではトビゲラの幼虫を餌にしなければ大きい虹鱒は殆ど釣れない。本流は水温の関係で支流に少し遅れて同じ状況が見られる。餌についてこだわると難しい釣りになるが、これをクリアーしなければ大物虹鱒にはあえない。しかし全く異なる方法で選択性を克服してしまうのがルアー、特にスピナーによる釣りだ。スピナーには虹鱒にとって強力な魔力を秘めているアイテムのようだが、一つ問題を抱えている。スプーンやプラグのようにフックを簡単にシングルフックに交換できない事、大物ほどトリプルフックの弊害は大きく、飲み込まれたら殆どリリース出来ない程に魚体を痛めてしまう。そんな中でフック交換可能なスピナーを一つだけ知っているので紹介しておく。メップス・アグリアTWがそれだ。シングルフックにすると動きやバランスが変わってしまうが、それを補う意味で僕はフライのウーリーバガーやリーチパターンのフライパターンと同じ形にしてテールはラピットなどにしたシングルフックにしている。和洋折衷みたいだが、ある程度回転が押さえられトリプルフックの動きと対抗出来て魚のダメージを確実に減らせる。フライフックは環が小さく交換用フックには使用できないので、ルアー用のシングルフックにフライを巻くという事になるが。
士別市朝日町から岩尾内ダムの方に少し進むと釣り堀があります。 本業は養魚場のようで、釣った魚は買い取り制。ルアーも可とあったのでそちらはたぶんリリース制と思われる。釣り用具のレンタルがあり餌も釣り堀で入手可能ですがルアーのレンタルはなかった。ルアーはシングルフックとなるでしょうね。釣り堀の魚種はヤマメ、ニジマス、イトウの3種のみ、ニジマスとイトウは大型魚もいるのでルアーでも楽しめそう。大型アルビノ種のニジマスもいたがこちらは種魚か、釣魚なのかは未確認。◆士別市朝日町登和里 ◇N44°06’45.2”・E142°41’42.6”
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